四国作旅

善通寺(ぜんつうじ)とは[香川県善通寺市]

香川県の北西部に位置する善通寺市は、市名の由来にもなっている四国八十八ヶ所霊場第75番札所「善通寺」がランドマークである。
善通寺は、真言宗の開祖で、四国遍路の創建にも大きな影響を与え、現代日本においても大きな信仰の対象の「空海(弘法大師)」の生誕地。
善通寺のシンボルである高さ43mの五重塔をはじめ、空海の生誕所と伝わる御影堂など、数々の歴史的建造物は文化財としても価値の高い。
また、寺院西方向の5つの山が連なる「五岳山」は、空海が幼少期に修行し悟りを開いたとも伝わる聖地で、特徴的な山容と豊かな自然は、アウトドアフィールドとしても魅力的。
その他、明治時代に陸軍が置かれ、今も自衛隊司令部・駐屯地が配置されており、市内には古墳が点在するなど、長い歴史と文化を体感できる街である。

善通寺(ぜんつうじ)とは[香川県善通寺市]

善通寺つくり旅 ~善通寺レイライン編~

四国八十八ヶ所霊場第75番札所「善通寺」は、香川県善通寺市にあり、真言宗の開祖で、四国遍路の創建にも大きな影響を与え、現代日本においても大きな信仰の対象である「空海(弘法大師)」の生誕地です。
また、寺院西方向には5つの山が連なる「五岳山」があり、この連山は空海が幼少期に修行し悟りを開いたとも伝わる聖地です。
善通寺の立地や周辺の地理的構造には特徴的な法則性があり、古代の太陽信仰と関連する「レイライン」の視点でフィールドワークを行うことで、歴史や成り立ち、聖地性を解き明かします。

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レイラインの基礎知識講座

ツアーガイドは、レイラインを研究している聖地観光研究所の内田一成(うちだいっせい)さん。まずは勉強会で、レイラインの基礎知識やレイラインハンティングの方法について学びます。
レイラインとは、聖地が法則性を持って直線状に並べられていたり、幾何学的な形を描く配置になっていることをいいます。その法則を解き明かすために、内田さんはGPSやデジタルマップなどを活用して、調査をしています。これがレイラインハンティングという手法です。

ここ善通寺の立地は、寺院西方向に5つの山が連なる「五岳山」や、古代の遺跡や古墳との関係性に特徴があり、レイラインの考え方に基づいて分析したその聖地性を、資料やアプリを使って解説します。

 

立ち寄りスポット① 香色山(五岳山)

善通寺の西方向には、5つの山が連なる「五岳山(ごがくさん)」があり、この連山は空海が幼少期に修行し悟りを開いたとも伝わる聖地です。

善通寺境内のすぐ裏側にはそのうちのひとつ「香色山(こうしきざん)」がそびえ、空海がうまれた佐伯一族の神様がまつられている聖地のひとつです。標高157メートルの里山で登山道も整備されているので、ハイキング感覚で頂上まで登ることができます。
山頂からは、東方向の善通寺の街並みが一望でき、目視やアプリを使って、日の出日の入の方向と街割りの関係性や他の史跡との関連性を、フィールドワークで分析します。

 

立ち寄りスポット② 善通寺境内

四国八十八ヶ所霊場第75番札所「善通寺」は、真言宗の開祖で、四国遍路の創建にも大きな影響を与え、現代日本においても大きな信仰の対象である「空海(弘法大師)」の生誕地です。
空海が産まれたとされる場所に建てられた「御影堂(みえどう)」は、五岳山のうち香色山と筆ノ山を背負うように配置され、お堂に向かう参道は、夏至の日の出と冬至の日の入を結んだレイラインを差します。

お堂や参道などを、普段参拝するときとは違った視点で見てみてみると、より深い歴史的な背景や聖地性を、新たに発見することができます。

 

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ツアー概要

モデル行程 12:50 善通寺 集合
13:00 内田一成ガイド レイライン基礎知識講座
14:00 香色山 登山・フィールドワーク
15:30 善通寺境内 フィールドワーク
17:00 善通寺 解散
所要時間目安 約4時間
参考料金 10,000円(税別)/人 (10名催行の場合)
※ガイド料金、資料費、保険料が含まれます。
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